童話「ふしぎな絵かき歌」と 著者 小倉 明先生の紹介
                        
   ふしぎな絵かき歌のお茶会 2007
  童話「ふしぎな絵かき歌」のあらすじ
  
   小学校3年、いじめられっこの幸太(こうた)は、校庭で
  一度も話したことのない男の子から絵かき歌を教わります。
  その絵かき歌を歌いながらカッパの絵をかくと、なんだか
  元気が出てきます。ずっと昔からリレーし、たくさんの子ども
  たちの力が入っているという絵かき歌…。
   ある日、いじめられそうになった幸太は、自分でもびっくり
  するような大きな声で、「ちがう。ぼくじゃない。」と、はっきり
  いいました。
   絵かき歌を教わってから、1年、幸太は、校庭でみんなが
  遊ぶのを見ている一人ぼっちの男の子に、絵かき歌を教え
  るのでした。


ふしぎな絵かき歌
小倉 明 作
太田大八 絵

  「ふしぎな絵かき歌」の絵かき歌
 
  「おせんべ 一枚 ありました。
   さんかく ならんだ さんかく ならんだ
   お山がたくさん できました。
   さんかく ならんだ さんかく ならんだ
   お山がたくさん できました。
   おだんご ふたつ ころがって
   おいしい あめだま なめたいな
   かもめが いちわ とんできて
   あっと いうまに カッパです。」

 ※絵かき歌は、著者の了解を得て、一部変えてあります。
   著者 小倉 明 先生のプロフィール
  
  東京学芸大学教育学部卒業 児童文学同人「牛」所属
  「トレモスのパン屋」(くもん出版)で第一回小川未明文学賞優秀賞受賞
  他に、「ぼくの町に行きませんか」(小学館) 「ふしぎな絵かき歌」(教育画劇)
  「東京セントラル小学校のなぞ」「トレモスの風屋」(くもん出版)
  「トレモスの仕立て屋」(文渓堂) 「旅のくつ屋がやってきた」(アリス館)等
  また 「旅のくつ屋がやってきた」は、2005年夏、毎日新聞社、(社)全国学校図書館
  協議会主催の中学生・高校生の夏休み読書感想画中央コンクールの指定図書に
  選ばれている。 
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この「ふしぎな絵かき歌のお茶会2007」は、
独立行政法人国立青少年教育振興機構の「子どもゆめ基金助成金」による活動です。
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